魅力あるアーティストをめざして
G・HAC 気楽な仲間からの出発
G・HACの前身は、昭和六十一年某ディラー紹介で某メーカーのカラーリングの勉強会を、約八店舗十五、六名で始めました。初代会長(山田正俊)のお店で一年間カラーの基礎から学び、これで解散はもったいないと少し熱くなり、一般技術研修もやろうと意見がまとまりました。
翌年、昭和六十二年三月に二十五、六名の人数で発足し、現在代表小島泰輔のもとで、魚沼を中心に他地区の方五十名の会員が毎月一回集まり、サロンワークの勉強を中心に講習会を行っています。
「グループヘアーアートクリエーション」と当時気恥ずかしい前衛的な名称にしましたが、「サロンワークでもアート感覚や感性を磨くことが必要不可欠」との意見が多く、敢えて名前に刻んでおります。
チャリティー精神と相互交流
発足二年目に県下の各研究団体が、一堂にかえして作品発表のコンテストをやろうと、当時の研究団体の役員と県講師会の先生方のご協力のもと、第一回の新潟県チャリティウイッグコンテスト実行委員会を発足させ実行致しました。現在では参加団体十六、選手二五○名余りの盛大な大会になり各実行団体持ち回りで手弁当で運営しております。
又、技術のコンテストだけでなく各地の社会福祉にも微力ながら貢献し、ひとりひとりの趣意で募金を寄付させて頂いております。
これも各研究団体の交流と協力の賜ものと自負しております。これからも、県下から優秀な選手が次々と出る事を願い、全体のレベルアップに繋がって行くことを希望してやみません。
会の誇りと自慢
講習では、県内は元より理美容にとらわれず、超一流の講師の先生方から毎月一回出講して頂き、技術や情報、サロンワークのノウハウ等、丁寧にご指導頂いております。
G・HACを応援して頂いている先生方にこの誌面を借りてあらためて厚く感謝を致します。我々は、その誇りと自慢の限りでございます。今後とも、何卒よろしくお願い申しあげます。
これからのG・HACは、昨今の目まぐるしい情勢を受け止めながら、サロンワークを通して、来る二十一世紀のタイムテーブルに躍進する為、人間資質向上と社会貢献に努力して行きたいと思います。